乳酸菌との相性で便秘解消効果アップ

乳酸菌と言えば、まっさきに思いつくのがヨーグルトです。 今、ヨーグルト戦争と言われ、様々な働きをするヨーグルトが各社から発売されています。 便秘、免疫力、アレルギーなど、それぞれ効果も違います。 その効果の違いは、ヨーグルトに入っている乳酸菌に違いがあります。

また、乳酸菌に違いがあるように、人によって乳酸菌との相性もあります。 毎日、高価なヨーグルトを食べているのに、全く効果が出ない人は、 その乳酸菌とあなたの相性が合わないのかもしれません。

では、どうすれば、相性の良い乳酸菌に出会えるのでしょうか。 人間は生まれてからの食事や生活習慣で腸内にいる乳酸菌が決まってきます。 人によって、それぞれ違うのです。 腸内にいる菌は100兆以上と言われています。 それぞれの腸にあった乳酸菌との相性があります。 その相性を見極めるには、試してみるという方法が一番です。

どうやって試すかと言うと、まずは2週間食べ続ける事で効果を観察する事をおすすめします。 2週間食べ続けて、効果が出るようであれば、それは相性の良い乳酸菌と言えます。 逆に、相性の悪いもを食べ続けても大丈夫なのかという心配もあるかと思います。

それは、あまり気にする事はありません。 相性の悪い乳酸菌は不要な物として便として排出されていきます。 特に体には害にはならないので、心配ありません。

また、1つの乳酸菌だけではなく、色々なものを組み合わせて試してみる事もおすすめします。 腸内にはたくさんの種類の乳酸菌がいます。 相性の合う乳酸菌もたくさんいるはずです。 色々な種類の物をとることで、共存して更に良い効果を発揮する事もあります。 ぜひ、それも試してみるのも良いかもしれません。

それから、乳酸菌との相性を見極める際に注意しなくてはいけないことがあります。 便秘が解消されない理由が、相性の問題ではない事があるからです。 便秘には、腸内環境が原因の物とそれ以外のものがあります。 腸内環境を原因とする便秘には乳酸菌は効果を発揮します。

ところが、ストレスや便意を我慢した結果、起きてしまった便秘には、 残念ながら乳酸菌は効果はありません。 したがって、いくら相性が良いものを見つけようと思っても効果は出ません。

また、病気などで抗生物質を飲んでいる場合も、効果が出ない場合があります。 なぜなら、抗生物質には菌を殺してしまう働きがあるからです。 それらの点には注意した方が良いでしょう。

相性の良い乳酸菌を見つける事で、便秘を効果的に解消する事が出来ます。 たくさんある乳酸菌の中から、あなたのベストな乳酸菌を探してみて下さい。 乳酸菌が含まれた便秘解消サプリも選択肢のひとつとして良いですね。

乳酸菌と食物繊維の相性は抜群

乳酸菌によって地ならし、食物繊維によって仕上げ

一般的に乳酸菌と食物繊維は相性が良いとされています。 この両方ともが、便秘を解消し腸の中を正常化するとされているからです。 乳酸菌は、善玉菌の一つで腸内が悪玉菌で優位にならないように、他の善玉菌と共に悪玉菌の力を削ぐために活躍しています。

乳酸菌はその名のとおり、乳酸を作り出します。 悪玉菌は酸によって死滅してしまうので、乳酸菌の働きが強いと腸内環境は健やかに保たれます。 また乳酸菌がその役目を終えて死菌になっても、他の善玉菌の栄養素として善玉菌を増やすための役割を担うのです。 健やかな腸内環境の裏には善玉菌と呼ばれる腸内細菌の働きがあるのです。

こうして腸内環境を整えて地ならししたとしても、既に便秘が進行していた場合は、 その便が外に排出されなくては、意味としては同じで再び悪玉菌が跋扈するはめになります。 そんなときに、登場するのが食物繊維なのです。 食物繊維は主に野菜や果物、海藻や豆類と幅広く含まれる成分です。 腸内にこべり付いた便を柔らかくして外に出すように促したりまたは、 食物繊維が腸内で膨張し腸に刺激を与える事で、排便を促します。

乳酸菌によって、腸内から悪玉菌を駆逐し、食物繊維によって、 腸内に溜まった便を排出するというコンビネーションが乳酸菌と食物繊維が相性が良いとする所以なのです。

大腸がん抑制に乳酸菌と食物繊維

乳酸菌と食物繊維は個別に腸に良い働きをしますが、食物繊維は乳酸菌にとって、他にも有用な存在です。 食物繊維は、ビフィズス菌や乳酸菌の餌になるのです。 善玉菌は食物繊維を餌にして増殖し力を蓄えていきますので、 積極的に食物繊維を取ることで、腸内バランスが健康的に保たれるようになります。

また、水溶性食物繊維は乳酸菌によって分解されます。 そこで有機酸が作られて腸管内を酸性にします。 悪玉菌は酸性では生きられないのでここでもまず、悪玉菌にダメージを与えます。 そして有機酸が腸の蠕動運動を促進することで、便秘を解消していく手助けをするのです。

他にも水溶性食物繊維は乳酸菌などの腸内細菌によって、発酵分解されます。 そして短鎖脂肪酸を生成するのですが、この短鎖脂肪酸というのが大腸がん増殖抑制に多大な効果があることも分かっています。 食物繊維を摂取しない女性は大腸がんに罹る割合が、2.3倍も高いと厚生労働省の発表でも明らかにされています。 大腸がんに罹患しないためにも毎日食物繊維と、乳酸菌を摂取したいものです。

大腸がんを抑制する水溶性食物繊維は下記のとおりです。 下記の食物繊維に加えて、乳酸菌を摂取することで大腸がんリスクが軽減化します。 しかしこの場合の乳酸菌は死菌ではなく、生菌でなくてはいけないので生きたまま腸まで届くタイプの乳酸菌を摂取しましょう。

・リンゴや柑橘類の皮

主にペクチンが含まれるリンゴや柑橘系の皮は残さずに食べたいところです。乳酸菌と相性もよく、腸内細菌が改善かされて便秘の解消に一役買います。

・海藻

アルギン酸が含まれる海藻は、主に昆布やわかめです。海藻を摂取することで乳酸菌の力も相まって、大腸のトラブルを防ぎ重篤な症状を回避します。

・コンニャク

グルコマンナンが主成分のコンニャクは、発がん性のリスクを低くします。乳酸菌を増やす役割もしますので、是非食べたい食物繊維です。